[寄稿]
耳たちの記
金子智太郎(美学研究者)
ヨシダは音会を「自然と呼応するなかで抽きだされたエコロジカルな対応」と捉えていたようです。彼の想像はここから、人間の可聴範囲を超えた自然の音へと向います。「それはすぐれた音楽家たちが、みずからの内側から、尋ね探している音の層だ。可聴周波を超える音だ。多分、蟻の会話をさえ、太古のヒトは聞いていたにちがいない」。ヨシダがこの話を議論した場にはジャズ評論家の副島輝人もいました。こんな発想が当時どうやって生まれたのか気になっています。
- 平間貴大
作品なし
http://hrmtkhr.web.fc2.com/new-method/057_j.html
私は機関誌「新・方法」第57号で作品を発表しない。
- 馬場省吾
意味と表示 第六番
http://7x7whitebell.net/new-method/shogobaba/057_j.html
- 皆藤将
http://masarukaido.com/newmethod/b057j.html
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[編集後記]
最近は機関誌の配信以外全く作品を発表していない新・方法です。9月2日の「新・方法 plays 大ゾンビ音楽」は、前回出演した「新・方法 talks about 新・方法」以来1年半ぶりの出演となります。 http://zombie.poino.net/themausoleum2.html(新・方法)
発行人
平間貴大 @qwertyu1357
馬場省吾 @shogobaba
皆藤将 @kaido1900
2017年8月4日発行
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